いまや日韓を股にかけて大活躍の鈴木さんですが、韓国との出会いは大学のころ。
「後輩に、韓国の留学生がいて、彼に誘われたのがきっかけです。ビッグバンドを結成して、ソウルの大学で演奏しました。」
それが縁で、韓国映画にも出演。
「ふたりの警官が主人公の映画です。僕はミュージシャン役で出演、演奏はしましたが台詞はなかったです」
韓国では、ジャズ専門誌の特別付録としてCDをリリースしたり、KBSのテレビ番組「Jazz Club」に出演するなど、八面六臂の活躍。
「そのころは日本より、韓国でのほうが有名だったくらいです。」というほど、韓国ジャズ界で大きな支持を得ている鈴木さん。いまでも年に数回は韓国でライブ活動を続けています。
いちばん影響を受けたアーティストはマイルス。
僕も、新しい刺激を求めて東京に進出します。
鈴木さんのフェバリット・アーティスは、と問いかけると、
「ソニー・ロリンズ、スタン・ゲッツ、コルトレーン、若手ではブランフォード・マリサリスとか。いろんなミュージシャンに影響を受けたけど、だれかひとりと言われるとやっぱりマイルスかな。楽器は違うけど、音楽のつくりかた、姿勢に共感を覚えるんです。」
既成概念にとらわれない自由な精神を大切にされているようで、4ビートへのこだわりは?という投げかけにも
「いまのジャズはスイングというリズムから離れてきているので、スイングというリズムへのこだわりはあまりないですね。」と、いう答えが返ってきました。
現在は、ご自身のカルテットをベースに、日野皓正バンドをはじめさまざまな有名ジャズメンと共演している鈴木央紹さん。
「関西のほとんどのミュージシャンとはプレイしたし、新しい刺激を求めて秋ごろから東京にも進出します。」
もちろんミスターケリーズには今後も出演していただきますので、ファンの方はご安心を。
「来年ぐらいにはCDを出さないとあかんなあ、とは思っています。」ということなので、そちらのほうも待ち遠しいですね。関西と東京と韓国を股にかけて、ますますの活躍を期待しています。